講師と生徒の信頼関係

・講師と生徒の信頼関係を保つよう、モラルをもって受講してください。
・練習していないことはとがめませんから、レッスンに来たら何か一つ新しいことを覚えて帰ってください。いつでも楽しく、向上心をもって受講しましょう。
・レッスンの遅刻・欠席・長期休会は必ず連絡をお願いします。
・講師と相談の上、曜日日時を固定せず自由に予約できますが、基本的にはキャンセルせずにお越しください。
・ご連絡のない遅刻・欠席、連続したキャンセルは信頼関係が揺らぎます。ご都合がつかない場合は必ずご一報、ご相談ください。

突然申し訳ありません。アルペジオフルート教室の大事な大事な規約を掲載しましたが、今回、ある音楽家のツイートに共感し、生徒のマナーを提唱したいと思って、記事にさせていただきました。

そのツイートは、予約しても来ないので連絡したら「行くとは言っていない」と屁理屈をこねたり、早く来たからその分長くやれとか、メソッド全部教えてなどという無茶ぶりやわがままぶりを記していました。

当教室でも、ドタキャンやムダキャン、未払い、屁理屈、理不尽な要求は山ほど経験してきました。特に未払いについては、開設当初は「当日払い」だったことから頻発し、中には入会して楽器を購入したのに、当日レッスン10分前に入会辞退の連絡をしてきたりする方もいました。

20年も運営しますと、これらの出来事を経て防衛策を打ち出し、規約が固まってくるものです。その結果到達したのが「講師と生徒の信頼関係」です。その根幹となるのは、予約を守る、連絡を欠かさない、の2点に尽きます。

予約した日時に対して、基本的には来ていただくのが当然ですが、遅れてしまうことや都合がつかなくなることはあるわけです。その際、きちんと連絡をいただけるのであれば、これは信頼関係を維持できると言えます。当たり前のことですが、残念ながらそれが出来ない方がいらっしゃいます。

一方、昔気質の「遅刻は1分たりとも許さない、社会の常識だ」という意見は理解はできますが、連絡さえあれば、あるいはおわびの気持ちさえあれば、問い詰めることではないです。ましてや、1分1秒の遅刻でも激高し理由は言い訳と突き放すのは、威圧的な講師が自ら生徒の信頼を失うことに他なりません。叱られ好きのMな方はついていけるでしょう。

同様に、音楽に厳しすぎて講師のトップダウンになると、生徒は委縮します。
かといって、生徒が講師のアドバイスを真っ向から否定するのはいかがなものかと思います。驚くかもしれませんが「自分はそうは思わない」「それは違うと思います」と真正面から言われる方は存在します。

信頼関係は、双方のバランスが大事なのです。

 

こんな例もあります。レッスンの当日キャンセルで連絡をいただいたのですが、一つは残業で行けなくなったというもの、もう一つは体調を崩していけなくなったというものです。

表向きには真っ当な理由ですが、残念ながらどちらも嘘でした。

ご本人は気づいていませんが、どちらも尻尾が出ていました。

前者はレッスンの1時間前の連絡で私がスタジオに向かっている最中のメール連絡。スタジオがある駅に到着し、その方の後にもレッスンはあるのでスタジオに向かっていたら、駅のコンコースでお友達と談笑する、フルートを持ったままの生徒さんの姿を見ました。残業って、このあと外回り直帰なんだ、と思いました。

後者もレッスンの1時間前の連絡でしたが、予約時間の2時間後、ご自宅でお昼ごはんを作ったという写真と記事をSNSにアップしていました。きっと薬膳食だったんだと思います。大分元気そうな記事でしたけど。その後、この方から予約が入ることはありませんでした。

様々な理由で気持ちが向かなくなったのは一向に構いませんが、嘘やフェードアウトはよくないです。辞めるときは潔く退会のご連絡をいただいたほうが、後腐れがないものです。スパっと言われたほうが、講師は反省します。

生徒さんが楽しんでもらうことが一番です。それもまた、信頼関係の一つかと思います。
後ろめたくなるのは、楽しくない証拠。我々の努力が足りないのですね。講師である限り、一生のテーマなのだと思います。

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